On the Road

スピリチュアル妄想録
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インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)
(2006/11)
手嶋 龍一佐藤 優

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佐藤優と手嶋龍一の対談。
お互いが歯の浮くようなお世辞を言い合って言ってとても気持ち悪い。しかもお互いが相手に具体的な政府のポストまで提示するあたり、そういう野心があって二人でほめあってるんだろうなという印象。

いくつかメモ。

佐藤:日本は世界2位の経済力に見合ったインテリジェンスの潜在力を持っている。ただし、その情報が政府の各組織、マスコミ、商社、永田町の情報ブローカーに分散し、政府に集約されず機動的に使われていない。この隙間を諸外国の専門家が動き回り、日本製の情報で自国のインテリジェンス機能を強化している。

手嶋:日本の商社は外務省の情報収集能力を批判して自身の情報力を自慢する。たしかにおびただしい量の情報を持っているが、インテリジェンスではない。こうなることを示す情報を持っていたでは単なるインフォメーションで、事前に決定的な情報を分析し、舵取りに役立つような形で報告されなければインテリジェンスではない。

佐藤:ゾルゲの手記:日本人から情報を得るには「あれ、知らないんですか」というのが一番。日本のエリートは知らないことを恥ずかしいと思っているので、調べてでも教えてくれる。

佐藤:某国の組織はインテリジェンスがないまま素人外交で日朝関係をかき混ぜ国際関係に悪影響を与える日本の現状に危惧し、手嶋に近づき情報提供。ウルトラダラーを書かせた。
手嶋:そのようににらんだ佐藤優というインテリジェンス・オフィサーはさすが。
→その程度は、多くのウルトラダラー読書が気付いたんじゃないだろうか。気付いてなければこの2人が言うように日本のインテリジェンス・リテラシーは相当低いと思うが。ほめすぎで気持ち悪い。俺は、手嶋は、某国機関に操られていることに無自覚に書いてるのではと危惧していたが、そういうわけではないのかも。
関連で、田中均が日朝交渉の記録を残していないということを手嶋はよく批判するが、それは事実に基づいた批判なのだろうか。たとえば、船橋洋一の「ペニンシュラ・クエスチョン」では記録は外務省の地下奥深くに厳重に管理されているというような趣旨のことが書かれていた。

手嶋:リチャード・パールはレーガン政権の国防次官補として米ソ軍縮交渉をまとめあげた。冷戦を終わらせたのはこの人という存在感。

佐藤:チェチェンと中東のつながりやアルカイダの流れをイスラエルがロシアに流していた。プーチンをチェチェン問題で助けたのはイスラエル。

手嶋:クリントン政権のとき、ビンラディンはアルカイダとスーダンにいた。スーダンは抱えきれなくなってサウジに引取りを打診、サウジはそれをお断り、次はアメリカに打診された。アメリカは身柄を拘束する法的根拠がないと断っている。

佐藤:中東への自衛隊の派兵は反対。日本はキリスト教国じゃないから。コーランに従えば聖地のメッカやメディナに米軍が駐留しているが、傭兵としてキリスト教徒とユダヤ教徒を使うことはできる。
→なるほど。

佐藤:前原元民主党代表のガセメール事件は、インテリジェンスの資質がないということを証明してしまった事件。2度とインテリジェンスや安全保障に触らない方がいい。
→確かにあの事件は寒かった。普通の論証のディシプリンを持ってさえいればあんな事件は起きなかっただろうに。

佐藤:インテリジェンス改革に関して、イギリス型でという人は外務省の息がかかった人、CIA型という声を聞いたら警察の息がかかった人。



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