On the Road

スピリチュアル妄想録
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◇マネー
行天豊雄の中央公論3月号の記事はなかなか面白かった。
でも、榊原英資といい財務官経験者はみんな悲観的だな。まあ米国の金融があそこまでやられちゃうと誰でもそう思うわな。ドルの衰退とともに、イラク戦争等でたまりきった赤字が重荷になってどうしようもなくなると。

とてつもない赤字財政をなんとかファイナンスしてた金融力がなくなってしまうと、当然やばくなる。で、財政力が無い国は当然ポール・ケネディが「大国の興亡」で言ったように覇権を失い始めるということで、次の確固たる覇権国が出るまで世界は漂流しますね。悪いことに金の裏づけが無い通貨制度の世界では余計に覇権力の低下はあぶない。

「大国の興亡」が出たとき(80年代後半)は米国内でも、本気で米国は衰退し、日本に覇権をとられるのではないかということが心配されたらしいが(実際大国の興亡の表紙は英国人に続き米国人が階段を下りようとし、日本人が階段を上り詰めようとしている)、90年代のIT・金融好況でなんとか踏ん張った。逆に日本は金融力のなさが裏目に出てやられてしまった。
ここで踏ん張れるか、アメリカ。踏ん張れるかどうかが評価分かれ目だろう。で、榊原なんかはもう駄目だといっている。

行天は榊原ほどドルに対しては悲観的ではなく、ドルから逃げようと思っても、原油他の商品市場ではマネーは吸収しきれずユーロはまだドルの代替通貨としてはなりえていない、というところである意味ドルの覇権はまだ続くと見ているが、実はドルに代わるものがでてこず、マネーが漂流し続ける方が悲観的という見方もできるんだろうな。

というわけで、イラク戦争は財政・経済的にも大失敗で、米国が覇権を失う曲がり角だったという歴史が百年後書かれてる可能性は大きいかと。

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