On the Road

スピリチュアル妄想録
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「頭のいい人」はシンプルに生きる―「快適生活」の方法「頭のいい人」はシンプルに生きる―「快適生活」の方法
(2006/08/25)
ウエイン・W. ダイアー

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それなりに評価が高かったので読んでみたが、どうもためにならなかった。
自己啓発本なのに響いてこなかった。どういう人をターゲットに書いた本なんだろう。
少なくともワイにはぴんとこなかった。
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エネルギー(下)エネルギー(下)
(2008/08/28)
黒木 亮

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読み終わった。圧巻。圧倒的な取材力に裏打ちされた高いレベルの経済小説を書けるのは日本では黒木亮さんだけだろう。

この人の著作の特徴はフィクションとノンフィクションがない交ぜになっているところ。フィクションのところでも、偽の固有名詞を使いつつ、事実関係はノンフィクションというところもあり、面白い。そのあたりを見極めながら読むのも楽しい。

以下メモ。(固有名詞は本書の通り)

・山本周五郎「ながい坂」

・製油所の新設には、土地や港湾設備を除いても2-3000億必要で、先進国は新設に慎重。特に米国では、厳しい環境規制もあり、過去30年製油所は新設されていない。

・JBICがサハリンBに乗りきなのは、資源確保という名分もあるが、解体の危機にさらされているため巨額融資で存在意義をアピールすること、退職職員を受け入れる商社のプロジェクトだから。

・JBICはOBを多く受け入れる企業の融資から優先順位をつけている。

・パイプラインの値段は大根と同じ。一キロメーター、百万ドル。

・アングロダッチの告発サイト

・サハリンBのLNGプラント建設には、千代田化工と東洋エンジニアリングのほか、韓国の大宇建設が参加。日本企業はトルコ人やロシア人をつかうが、韓国人を連れてきている。徴兵を経験しているため、根性がある。

・カルパースは2000億ドル、ABP(オランダ公務員教職員年金基金)は2000億ユーロを運用

・イラクの石油ガス枠組み法:既存の油田は引き続き石油省傘下の国営企業が所有・運営。新油田は外国投資を受け入れ、生産物の販売代金は、外資、中央・地方政府、でわける。

・北部クルド、南部シーア地域には石油はあるが、中部のスンニー地域には石油なし。特にクルド地域はキルクークをはじめ一大油田地帯。

・イランの大統領は外交にはタッチできず、企業で言えば常務・専務クラス。核問題で権限を持っているのは、国家安全保障委員会事務局長のアリ・ラリジャニ。イランはハメネイ師が最終権限を持っており、その下でNSCや大統領が役割分担する集団指導体制。

・サハリンBがLNGの販売契約したのは、年間で日本向け540万トン。日本の総発電量の20分の1.プーチンは、環境問題をたてに、この量のLNGを人質にとった。

・LNGは元々日本のためだけにあったエネルギーで、最盛期で世界のLNGの7割、今でも43%が日本向け。ロシアのガス輸出はパイプラインを使うもので、LNGの液化技術は持っていない。

・ロシア大統領が中心となる重要会議は、月曜の閣議と土曜の安全保障会議。前者は経済閣僚が中心で、内容もホームページで公開。後者の参加者は、大統領、首相、第一副首相、国防相、上下院議長、外務大臣、内務大臣、FSB長官、SVR長官など。会議は非公開。国防に関する議題が中心だが、シベリア開発の話まで決めており、明らかにロシアの最高意思決定機関になっている。

・アザデガンは、日本側開発権のシェアを10%に引き下げ、のこりをNIOC(イラン国営石油会社)に譲ることで合意。

・プーチンの個人資産は300億ドルをくだらない。民営化される企業の株式を特権手で手に入れるなどする。それが、周辺の人物に満遍なく分配されるシステム。

・EBRDは民営化を支援するための機関なので、ガスプロムが参加するプロジェクトには融資しづらい。また、EBRDのファイナンスがないとプロジェクトが成り立たないアディショナリティがないと融資できない。民間がファイナンスできれば融資をしないということ。

・プーチンはテレビ中継されている閣議で、ガスプロムのパイプラインのルート変更を突然命じ、メドベージェフの唖然とした顔を全国民にさらしたことがある。そうして、自分が権力者であることを示す。

・日本はEBRDに約9%出資しており、財務省と外務省の職員が出向している。米国は10%で最大の出資国。

・柏崎の原発は世界最大級。フル稼働すると東京電力の発電力の4分の1をまかなう。

・ 「金融の国際舞台で」
マンガでわかる統計学マンガでわかる統計学
(2004/07)
高橋 信トレンドプロ

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非常に分かりやすかった。
統計とか確率論に興味が出てきたので、今後勉強していこうとおもう。


ヌンチャク 都部ふぶく



ジャパニーズハードコアの至宝、ヌンチャク。抜群。
俺が最初で最後のファンレターを出したのが、低音で歌っている向。

去年くらいに復活した。
エネルギー(上)エネルギー(上)
(2008/08/28)
黒木 亮

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実に面白い。
やっぱ黒木亮すごすぎ。取材力がはんぱない。
相変わらず勉強になる。

・メジャーがサウジに設立した石油会社がアラムコ。徐々に国有化され、現在は100国営でサウジアラムコになった。サウジの原油生産の97%を占める。残りの3%を日本のアラ石とテキサコががもっていた。

・90年代の国連のオイルフォーフードがイラクの経済制裁を緩和し、イラクは、仏、露、中に利権を与えて国連安保理の議論を牽制。その3カ国に次ぐのが近隣友好国のトルコ。
→やはり、常任理事国の拒否権を持つとこういうところが得。

・バイバックは、外国企業が費用全額負担で探鉱と開発を行うが、原油を受け取って、開発費用と年率10%程度の利益率を回収。回収機関は通常5ー7年と短め。20世紀前半の利権契約は数十から百年。PSAは25年程度。また、石油価格が上昇しても外国企業に何の益もない。

・外務省はILSA(イランリビア制裁法)は域外適用できないとの考え。30億ドルの融資も開発案件への投資ではなく、原油代金の前払いファイナンスと整理。

・IFCは世銀系だが、ワシントンDCにあり、米国政府と密接な関係。

・LNGプロジェクトの特徴はLNGチェーン。ガス田、パイプライン、液化施設、LNGタンカー、受け入れ設備、気化設備、バイヤー、金融機関といった設備や事業者がチェーンのように結びついている。

・NORINCOは中国最大の兵器製造・販売会社。人員解放軍を母体とする軍産複合体。北朝鮮のミサイル開発に協力し、中東やアフリカに、大型戦車、地対空ミサイル、ロケット砲弾、自動小銃等を輸出。アフリカ等の油田権益とのバーター取引をおこなう。たとえばCNPCが権益をもらう見返りに武器を輸出したり建設工事を請け負い、そに中国輸出入銀行がファイナンスをつけるというパターン。

・日本の商社は顧客に決めの細かい対応。たとえば、濃くあくがここからどれだけ購入していて、契約起源がいつまでかを把握。お宅の調達ならこの時期にこれくらいの量のギャップが生じる。これを埋めるためにはこのプロジェクトがいいですよと、言う売り方。

・リーバーマン等有力議員がブッシュにイラクを攻撃しろと書簡を出したが、彼らは軍産複合体ロビーに背中を押されている。

・メリルやゴールドマン、野村等の証券会社は、市場で販売する前提で資産を証券化するため格付けを取れない資産は証券化できないが、オリックスは、証券を自社で保有するセール・アンド・リースバックなので証券化できる資産の範囲が広い。

・フランスはイラク戦争前に、イラクに対し、ミラージュ戦闘機やエクゾセミサイルなど大量の武器を輸出し、シラクは大統領選挙で北アフリカ出身のアラブ系住民の得票獲得に腐心し、イラクに強く出れなかった。

・アザデガン油田は、石油が重質、地層が複雑でイラクの油田ともつながっている可能性あり、バイバック、イランのカントリーリスクの高まりという、難しい案件。

・LNGプラント建設は、千代田化工建設と日揮が世界シェアの7-8割。

・経産省では、記者に勝手にリークして間違った記事がでまくるなんて日常茶飯事。

・トミタ自動車は、北米で利益の7割を占めている。北米依存の一本足打法と揶揄されている
→ビッグスリーは従業員の保険や年金を国がやらないため、会社で面等をみている。それが価格に転嫁し、米国では、日本車も高い価格をつけても競争力は保てるため、利益が上がるという仕組みだったはず。

・アザデガンは結局利回り、7.7%。様々なリスクを背負って、何も市内で同様のリターンが得られるユーロ債(7.75%)と大差ない条件を受け入れ。
→あほか。

・経産省は、新任者は前任者の否定から入る。石油天然ガス課の十文字の後任は東シベリアパイプラインを手柄にしようとした。アザデガンは省益だから守るが、力は入れない。

・LNGの価格決定フォーミュラは原油価格に連動。

・運用難に困った年金基金がアービトラージではない、長期でコモディティに投資し始め、相場が上がりぱなしになった。
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