On the Road

スピリチュアル妄想録
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◇ 司馬遼太郎が描いた新選組の風景
司馬遼太郎が描いた「新撰組」の風景 (とんぼの本)司馬遼太郎が描いた「新撰組」の風景 (とんぼの本)
(2003/12/19)
司馬 遼太郎

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わざわざ買うほどのものでもないが、写真が結構載ってるのでよい。
昔の写真てなんかきになる。

この写真とか数年前から話題になっているがかなりオモロ。明治天皇が笑劇。まああうそらしいけど。
http://www.nextftp.com/tamailab/photo/verbeck.html

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◇「外交」 細谷雄一 続

それにしてもこの人の文章は、若いのに品格があってよい。
直接は師事していないようだが、高坂正堯を思わせるものを持ている。頑張って欲しいものだ。

メモの続き

・欧州では常駐大使の設置が15世紀から確立し、各国で外務省が設立されるのは17世紀以降であったが、日本はまず外務省が設立され、海外へ駐在公使を送るようになった。(p。89)

・ソ連と米国が同時期に標榜した「新外交」とは定義は曖昧であるが、一言で言えば外交の民主化。民主主義のイデオロギーによる外交のイデオロギー化であり、権謀術数の渦巻く国際政治を否定。会議外交や国際組織によって公開の討議により紛争解決することを目指す。結果、それまで自立的で排他的に外交を動かしてきた職業外交官の権限は浸食される。外交は一般の人々の感情や情緒に左右され、政治家や外交官はより攻撃的で排外的な外交を夫kなう必要を生じ、外交官同士による妥協は困難に。(pp102~105)

・トクヴィルは民主政治が外交に数々の障害、非効率性をもたらすことを予言し、外交においては貴族性こそが適していると論じた。(旧外交の擁護)(p。106)

・ニコルソンは、素人が世論の前で交渉を行う危険性を指摘し、「外交交渉」は職業外交官の手にゆだね、民主主義が関与する領域を「外交政策」の立案過程にのみ閉じこめようとした。 (p.119)

・第一次世界大戦後のパリ講和会議以降、外交言語がフランス語から英語になった。

新渡戸稲造は国際連盟事務局の事務次長に就任。

・1930~40年代日本の「アジア主義」とドイツの「ナチズム」が特徴とするプロパガンダ、大衆動員、ナショナリズム、人種主義などの動きは「新外交」から派生したものであるが、「新外交」が当初理想としていた世界観を踏みにじるものでもあった。アメリカも国際連盟に加盟しないなど「新外交」から後退し、パリ講和会議の結果として、「新外交」の世界が作っていた安定的で調和的な世界は崩壊したが、「新外交」が理想とした世界が作られることはなかった。(p。137)

・ジョージ・ケナンとハンス・モーゲンソーは米ソ両大国の冷戦期の外交の軽視を批判し、米国が外交を重視してより高い水準の外交を行うよう提言した。ケナンは外交の法律家的・道徳家的アプローチを批判し、モーゲンソーは十字軍的精神を批判した。(pp150-152)

・冷戦後の日本の外交的挫折の理由:①二国間外交が主の「旧外交」の時代に国際社会に参画しその外交方法を学んだ日本は新しい会議外交や多国間外交に適応できる理論や制度を十分に導入してこなかった。湾岸戦争は、典型的な多国間外交の舞台であった。日本は多国間外交に敗北した。②アーネスト・サトウが「非文明的な諸国」に対し武力を行使することはやむを得ないと考えたように、冷戦後はボスニア、ルワンダ、コソボダルフールの問題のように、軍事力を背景としたが移行を求められる場合が多い。日本はその十分な準備を行ってきた。③パブリック・ディプロマシーの欠如、④それぞれの地域への文明論的な関与の欠如。普遍的な思考だけで外交を行えば自ずと限界や挫折を経験する。(pp193-197)
◇「外交」 細谷雄一

外交 (有斐閣Insight) (有斐閣Insight)外交 (有斐閣Insight) (有斐閣Insight)
(2007/12/27)
細谷 雄一

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これは非常によい本。知っている限りでも、五百旗頭真氏による毎日での書評、奈良岡聰智氏による朝日の書評で好意的に評されていた。
外交の歴史について「旧外交」と「新外交」の対立を軸に簡潔に記述されている。
アーネスト・サトウについていろいろ知りたくなった。
とりあえず、最近朝日文庫で復刊された萩原 延壽の大作「遠い崖」を読みたい。
気になった点をメモ。

・日本では外交研究が対外的に発展しなかった。外交には立法的側面の対外政策と執行的側面の交渉があるが、前者を重視する米国流の国際政治学が大量に輸入されたため。そのため、より包括的な「外交」研究は米国流国際政治学の周辺に追いやられた。一方でイギリスでは、ヘドリー・ブルが「国際社会論」において外交を国際秩序の中での重要な機能として位置づけるなど、「英国学派」が対抗を体系的な研究対象とし、80~90年代に「外交学」が飛躍的に発展。(Pp.8~10)

・「外交」という言葉は、エドマンド・バークが初めて使用し、1814-15年のウィーン会議で広く使用されるようになるまで一般的には使用されなかった。(P.19)

・カリエールもキッシンジャーも、ルイ13世の時代のリシュリュー枢機卿の外交を賞賛。カリエールの言葉「相互的な利益に基礎をおいていない関係や条約は存在しない。各主権者が相互に利益を見いださない場合には、条約は効力をほとんど持ち続けないで自壊する。」(P.21)

・アーネスト・サトウは世界的に有名な外交理論家(P.23)異なる文明に対しては力を用いることも是認。平時における国際法、戦争の際の軍事力の威力を認めていた。

・地域秩序を考える際の2つのカテゴリー:帝国的な秩序と比較的同等の規模の国家間の勢力均衡。前者の下では外交は大きな地位を占めず、圧倒的な力を持つ帝国の軍事力、道徳体系、法体系、宗教体系が地域秩序の安定を担保。(pp31~32)

・古代ギリシアの外交は、都市国家の多くが民主制のため、公開的で公衆的。そのため、政策決定に時間がかかりすぎるなど「新外交」の多くの欠点を有した点から、「旧外交」の擁護者のニコルソンは「ギリシア人は性格的に悪い外交家である」と結論づけた。 (p.34).

・17世紀初頭から18世紀末にかけて、フランスの外交方式はヨーロッパ中に広がり、イギリスとフランスに於いて、外務省としての外交機関が発展していった。(p.65)

・ヨーロッパの「旧外交」が異なる文明圏に拡大する過程は円滑なものではなく、衝突が見られた。東アジアにおいては中国を中心とする華夷的な世界が存在していたため、主権国家間の対等な外交関係が浸透するのは困難を極め、軍事力の行使により、強圧的に貿易関連での優待を欧州は要求した。欧州との接触が増えた結果、1861年に中国で総理各国事務が門という対外関係処理の役所が設立され、近代国家としての外交体制を備えるようになった。(p.77)。

サトウやキンバリー英外相は近代日本に信頼を寄せ、日英同盟が締結される前から、ロシアに対抗するために日本は「当然の同盟国」とみなしていた。他方で、中国公使となったサトウは、義和団事件等を経て中国の外交能力に疑問を抱くようになる。脆弱な外交権を持つのみに中央政府と外交規範を遵守する能力について懐疑的にならざるをえなかった。(P.80)
◇「新選組」 松浦玲
新選組 (岩波新書)新選組 (岩波新書)
(2003/09/20)
松浦 玲

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新書マップを早速活用し、新選組についてかかれた新書を読んでみようと思っている。

で、とりあえず、この本を読んだ。

近藤勇の書簡を中心にすえて、新選組の歴史をたどるという書き出しだったが、そこまで近藤の書簡に拠っている感じでもなく。
面白いとおもったのは、思想面での新選組を捉えていること。
特に、尊皇攘夷というイデオロギーは簡単に捉えられないということは分かっていたつもりだが、新選組の尊皇攘夷との関係については、色々勉強になった。(たとえば、新選組は佐幕派ではあったが、攘夷か開国かという観点では、長州と同じくらい攘夷派であったこと。)

「燃えよ剣」では、近藤はイデオロギーはよくわかっていない人間という感じであったが、この本では新選組の正当性を確保するためにもそれなりに思想と格闘していたことがよく分かる。
◇中国の工場
労働者、かわいそすぎ。
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/index.html
農薬中毒は“本場”中国ではさらに深刻だ。「午後の操業が再開できないことが時々ある」(広東省の日系企業の工場長)。昼食に使った野菜に農薬が混入しており、それを食べた作業者が手足の痺れを訴えるからだ。  「班長は直ちにラインを止め、作業者に大量のお茶を飲ませる」といった農薬対策をマニュアル化している工場もある。細かな手作業を行う組み立て工程では、痺れを放置すると不良品が多発するからだ。

◇大阪府の残業
少なすぎ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080321/lcl0803211405001-n1.htm
府職員の残業実態はどうなっているのか。担当部署に聞くと、平成18年度、府職員のうち教職員と警察官を除いた一般職員約1万人の残業時間は月平均で10・4時間。本庁勤務の職員に限っても14・2時間だという。

◇鳥インフル用薬
がんばれ。
http://www.asahi.com/life/update/0311/OSK200803110124.html
世界的な流行と大被害が予想される新型インフルエンザに、すばやく対応できる新ワクチンを厚生労働省研究班が開発した。新ワクチンは鼻に吹きつけるだけなので、注射器などがいらず、途上国でも使いやすい

◇国松長官狙撃事件 秘密の暴露
sankei以外報じてない。なんなんだろう。
オウムの関与とされ、警察官も取調べを受けるなど、この事件は真相が分からず、本当に不気味である。気になり続けている事件の一つ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080320/crm0803200217005-n1.htm
平成7年3月、国松孝次警察庁長官(当時)が東京都荒川区の自宅マンション前で銃撃された事件で、別の強盗殺人未遂事件で実刑判決を受けて上告中の中村泰(ひろし)被告(77)が警視庁に対し、犯行を示唆する供述をしていることが19日、分かった

こんな記事も。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080320/crm0803200223006-n1.htm
◇ 「連戦連敗」 安藤忠雄

ずっと読んでみようと思ってたのだが、ようやく読めた。
ちなみに、銀座コアのブックファーストでは、サイン本が最近もおいてあった。


連戦連敗連戦連敗
(2001/09/03)
安藤 忠雄

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石原慎太郎が以前いいことを言っていた。

「今日の東京の姿っていうのはこれはゲロですね。こんなに醜い街になっちゃうのはほんとうに情けない話」
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071120/lcl0711202248000-n1.htm

こんなのも。
「先月スイスでの会議の後、所用で久しぶりにパリに寄ったが、パリの街のたたずまいはやはり美しい、というより落ち着いていかにも懐かしい。それはかつての東京に似たモノクロームな印象の魅力ともいえる。ドゴール政権で文化相を務めたアンドレ・マルローは、パリの煤(すす)けた建物の洗いなおしを命じ、加えて街を彩るネオンサインの色を限ったものに規制してしまった。それがパリの印象をしっとりと懐かしいものに保つに役立っている。結果としてマルローのやったことは感覚的な都市計画ともいえるに違いない。比べて、東京に限らず日本の主要な都市のほとんどは明治以後、近代化という名の下の真似ごとの積み重ねの上に、戦災を被った都市にしてなお戦後の無計画のまま、無性格な態様、不気味な混乱を呈したままにいる。せめて色彩の統一くらい計ったらと思うが、それも「表現の自由」とかを盾にされ、かないようもない。」
http://www.sensenfukoku.net/mailmagazine/no20.htmlより引用

同感。

醜さの原因は、石原氏も挙げているように、全く規律の無い都市計画がまずある。
コンプライアンス不況という言葉もある昨今、なかなか景観のために規制を強化することは難しいかと思うが、住民による自発的な軽度の規制というのは望ましいと思う。例えば、伝統的な京都の町屋などは、ひさしの高さを統一している。それが家の形はばらばらでも、並びとして統一された美しさをかもし出している。
(なお、最近京都では、景観を高めるための規制強化に乗り出しているらしい(参考:http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2007/0711fs.html)。例えば数年後には、四条川原町の大通りに出ている看板は全て撤去されるらしい。ほかにも色々規制を強めるつもりらしいが、経済との両立をどのように図っていくか、注目されるべき実験だとおもう。)

それと、もう一つ原因をあげれば、モダニズム建築を悪い意味で誤解した、コストをただ下げるためだけの無装飾コンクリート打ちっぱなし安物建築の氾濫があるのではないだろうか。
モダニズム建築の無装飾性というのは、それまでの装飾の歴史を全く無視し機能性を重んじて無装飾を追及しているわけでもなく、装飾とはそのほとんどが元々は自然をモチーフにし、時間の経過とともに抽象性を高めて言ったものであり、たとえば、コンクリートの打放しという「装飾」にも歴史的に抽象化を突き進めていった結果として行き着いたものである。そこにはコンクリートの自然性がもつ美しさもテーマとしてあるはずだし、抽象化の歴史も踏まえられているはずである。が、モダニズムの無装飾性だけを誤解して利用した安建築はそのような歴史性、芸術性が全く踏まえられていない。ただ安さを追求しただけの建築が、秩序もなくゲロのようにぶちまけられているのが現状ではないか。


何となく、安藤氏も歴史性を無視した、機能性だけを考えた似非モダニストかとよく知らないままイメージだけで勝手に誤解していた面もあったが、すごくまともな感性を持った人だというのがよく分かった。それはこの本の中の次のような言葉からも分かる。

「その土地の記憶を自分の身体で確かめ、そこで営まれている人々の生活が実感として理解できなければ建築を考えることが出来ませんし、かといって、既存の文脈と全く切り離した価値で建築を挿入するような手法にも従うことが出来ません。」 p.47

「非常にミニマルな、単純化され普遍化されうる手法によりながら、目指しているのは「そこにしか出来ない場所を作ること」にほかなりません。」 p.179

「空間の原型に近づくための一つの手がかりとして、外部と内部を一体的に作り出すことの出来る唯一の材料であるコンクリートが、重要な意味を持ってきたのです。 その空間イメージを実現するためのコンクリートの質感として私が求めたのは、平滑で手触りも柔らかな打放しの素材感です。それは、木と紙でできた建築に慣れ親しんだ日本人の感性を意識したものでもありました。 滑らかな触感を持ち、なおかつその美しさを長く保つためには、出来るだけ硬いコンクリートをスムーズに打つことが不可欠です。生地のまま美しく仕上げるために、繰り返し最適な調合を研究しました。」 p.200

ちなみに、この本は主にコンペでの安藤氏の挑戦についてかかれたものであり、日本の景観の問題などについては触れられていないので念のため。
◇ おすすめ

キリン世界のkitchenシリーズ美味すぎ。
http://www.beverage.co.jp/kitchen/

まず初めて飲んだのが、ジンジャーエール。
とんでもなく上手かった。

次に飲んだのはピールレモン
これもまあまあ美味い。

今日飲んだのは、最近出たとろとろ桃のフルーニュ。
ネーミングがやばすぎ。買わずにはいられなかった。
これも最高だった。

次の商品が待ち遠しい。

民主党の岩国哲人が今週号の英エコノミストで、例のJAPAIN記事に反論投稿していた。

まず、暫定税率関連や防衛省スキャンダルなどのイシューで頑張ってるのにそれに触れられていないということなんだけど、後者はともかく前者のようなことはまさにエコノミスト誌が明示的に批判はしていないが、JAPAIN記事で揶揄されているような民主党の行動の一例ではないか。

あと、JAPAINという造語について怒っている人を始めて見た。馬鹿右翼かお前は。ネタにマジレすかこ悪いっていうやつか。
怒る暇があれば、せいぜいそういうことを言われないよう頑張ってくれや。多くの国民は、エコノミストに対し、我が意を得たり、よく言ってくれたと溜飲を下げていると思う。

http://www.economist.com/displaystory.cfm?story_id=10838113&CFID=8902711&CFTOKEN=600d1a6ac6c40718-BD2F5F83-B27C-BB00-0143D3EF5DF413F1

(下線は引用者)

Japanese politics
SIR – Your briefing on Japan's economy hinted that the leadership of the Democratic Party of Japan was partly responsible for the country's economic stagnation (“Why Japan keeps failing”, February 23rd). However,the DPJ has highlighted issues such as petrol taxes going to a special fund for road construction and exposed scandals at the Ministry of Defence. It is regrettable that you never touched on these.

Furthermore, I strenuously object to the title on the cover of your Asia edition, “Japain”. Japan is the official name of our nation, registered and acknowledged by the United Nations and other international bodies. It is completely outrageous that you combined the word for our nation with “pain”. You made fun of our respected nation's name on a cover that is sold on newsstands all over the region. This conduct is equal to burning a national flag, which is base and inconsiderate. No nation's name should be treated like this.

Tetsundo Iwakuni

Director of the International Bureau

Democratic Party of Japan


◇ダヴィンチ・コード

The Da Vinci CodeThe Da Vinci Code
(2003/03/18)
Dan Brown

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ようやく読み終わり。おもしろかった。
映画はすでに見ていたはずだが、本を読んでいても全く思い出せず。というわけで、先が読めず普通に楽しめた。
映画はまた見てみたくなった。

作者のダン・ブラウンは、日本ではどういう作家に相当するんだろうか。
おれは、薀蓄も多いし京極夏彦をすこしエンタメよりにした人かと感じた。

そういえば、当時アメリカに出張したことがあるが、教会ではダヴィンチコードにショックを受けた人のための勉強会が開かれていた。
この内容は結構キリスト教徒にとってはショックなのかも。

英語は、宗教用語等がちょっと難しいけど、基本的にそんなに難しくない。
洋書の癖に363件もアマゾンでレビューがあるので日本でもどれだけ売れたか分かる。
◇ KORG DS10

これやっべ。ちょーほっし。
DS用シンセサイザー。
今年7月発売予定。

でも音はあんまよくないんだろうなあ。

http://aqi.co.jp/product/ds10/

◇永田町の人たち
ほんとKYな人たちばかり。エコノミストの話題となっている記事JAPAIN(訳はここに。http://tameike.net/diary/feb08.htm)の典型だな。
政争はどうでもいいが、なんとかしてくださいや。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000973-san-pol

引用

総裁不在「金融パニック」責任なすり合い 事態打開の道筋は?
3月11日22時19分配信 産経新聞


 19日に期限切れとなる福井俊彦日銀総裁の後任人事をめぐり、民主党が武藤敏郎副総裁の総裁昇格に不同意を決めたことで、国会は再び混乱に突入した。自民、公明両党は12日の本会議に欠席する構えを見せており、早くも与野党間で総裁不在による「金融パニック」が起きた場合の責任のなすり合いが始まった。

 衆参両院で武藤氏らの所信聴取が終わった後、衆参議運委員長の間では本会議の日程について押し問答が続いた。もともと衆参両院は14日に本会議議決を行う方向で調整してきたが、10日夜から参院の西岡武夫委員長の態度が変わりだした。

 11日午後4時半、衆院の笹川堯委員長が西岡氏に電話で、「ぜひ14日に本会議で採決してほしい」と念を押すと、西岡氏「まだ分からない…」と言葉を濁した。

 この直後、参院議運委員会理事会で民主党は12日の本会議開催を提案。与党が欠席する中で議運委員会を開き12日の本会議開催を決議した。

 想定外の事態を迎え、与党側は混乱。自民党の大島理森国対委員長は「所信をしっかり精査した上で判断するのが政党の責任だ。初めからNOという結論ありきなのか」と激高した。

 与党側が恐れるのは、参院で不同意となった場合、民主党が、同じ議案を2度審議しない慣例「一事不再議の原則」を盾に同じ同意人事案をはねつけることだ。与党側は「同意人事は議案とは違う。その証拠に衆院の再議決条項がないではないか」(自民幹部)と反発しても、前例のない事態だけに野党が過半数を占める参院が人事案を棚上げする可能性もある。

 それを承知の上、政府・与党側が衆院の同意を得た上で「武藤総裁案」を何度も提示し、再考を迫ることもできるが、そうなれば長期の日銀総裁不在を覚悟しなければならない。

 残された事態打開の切り札として、福田康夫首相と小沢一郎代表の党首会談が再浮上する可能性もある。しかし、仮に党首会談が実現しても与野党が対決姿勢を強める中で小沢氏が政府案を丸呑みすることは考えにくく、「日銀人事の行方は深い霧の中に突入した」(自民幹部)といえる。

引用

◇ あらたにす 三紙論説対談。

なかなか興味深い。
http://allatanys.jp/S001/ex12.html

以下興味ある点を引用。(強調は引用者)



朝倉(読売)
・新聞には報道機関としての機能と言論機関としての機能の二つがあります。報道機能はニュースを伝えるということ。言論機能は、あえて言えば主 張を展開することで、ここはテレビと決定的に違うところです。テレビは放送法によって公正中立が義務付けられているから言論機関ではあり得ないしあっては いけない。 朝日さんとちょっと意見が違いますが、我々は、例えば現段階で総選挙をやった場合、かえって事態がこじれる可能性が大きいと思っています。も ちろん、与党の3分の2というのは絶対になくなる。さてそこで民主党が第一党になり過半数を取って政権党になれるかというと、これもまた極めて難しいであ ろうと思っています。参院選では29の一人区の勝負になりましたが、衆院選は300あります。衆院議員は参院議員と違って後援会を持っています。だから危 ないとは言っても、そう簡単に風だけで大きな変化はあるまいと。そうすると総選挙の結果、かえって不安定な政治状況になりかねない。そうならば第一に大連 立は、昨年の場合一度消えているわけですが、その発想の一つは、大連立で重要な問題を果断に処理しようということ。それがだめになった以上、与党が3分の 2という利点を生かして果断にいろいろな問題を片づけるべきである――というのが我々の基本的な発想です。 だから若宮さん、意地悪く言うと、選挙を急ごうというのは、要するに早く民主党政権をつくるべきだというふうにも見えるというか聞こえるというか、我々の立場からするとですよ、そんな感じです。


若宮(朝日)
・ 民主党の応援団でこういう社説を書いているのではないかというような挑発だったので、お言葉を返したいのだけれども、 どうも朝倉さんのお話を聞いていると、それなりの筋は通っているのだけれども、全部与党の人が言っているのと同じです。どうも与党の機関紙っぽくなってい るなという感じを受ける。 ただ一般論として言えば、冷戦崩壊後、55年体制が終わって、いったん短期間、自民党は野党になったけれども、結局、その後政権交代が与党の 中ばかりで行われている。小選挙区制を導入して二大政党制に誘導した大きな目的の一つは、政権交代が当たり前になることではなかったのか。戦後60年も たって、55年体制以降、一時期を除くとほとんど、50年以上一つの党が政権を持っているというのは、民主主義国としては 非常に異例のことで、欧米の国が非常に奇異に見るのもその点です。私も民主党が今の自民党より本当に優れているかどうかは多分に疑問もありますし、見てい てもずいぶんいらだつことがたくさんある。しかしここまでの第二政党になった以上、どこかでチャンスを与えて、与党の経験を持ってみればまた学習はする し、現実的に脱皮するところがあるでしょう。それだけではなくて、思い切って今までのしがらみと違った政治ができる部分が必ずあるだろうから、政権交代を どこかで実現させていかないとならないのではないか。これは大原則として、別にどこの党であれ、そうです。仮に民主党が政権を取ったって、また政権交代を どこかでしなければいけないのであって、そういうことを願う気持ちはあります 総選挙をやる意味は、もちろん政権交代によって衆参のねじれをなくす可能性があることは否定しないけれども、それだけではなくて、仮に政権交 代にならない場合でも意味があると思います。朝倉さんがご心配のように与党は3分の2を失うでしょう。そうすると、より混乱するではないかというのは、私 もその懸念はありますが、3分の2を持っているという方が郵政選挙という極めて特殊な条件下で取った議席ですから、どちらにしても早晩これは失う。参院の 方は6年ぐらいは変わらないだろうという中で、いつまでも3分の2に頼るわけにはいかない。むしろ、3分の2は取れなかったけれども、もし与党が福田政権 の実績なり公約で、ともかく政権をもう一度取った、勝ったということになれば、民意は改めて今の与党を選んだということになる。そうすると野党も参院で多 数を持っているからといって、直近の参院選の結果が民意なのだという理屈は通用しないことになって、おのずと与野党間で協調すべき点は協調しなければいけ ないということになるのではないか。だから元旦の社説でもそこまで書いています。負けた場合には負けたなりに与野党協調の道を探るべきだと

岡部(日経)
・日本の金融危機の時、金融国会で当時の民主党は金融危機を政局にしないというスタンスを取ったことです。これは非常に立派だったと思います。 今年は3月危機を含めてそういう状況に陥る可能性があるので、まずそこを優先して、その場合は与野党の協調を求めていきたいと思います 経済紙の日経がなぜ環境にそんなに熱心なのか。伝統的に日経は、特に社説では1990年代から環境のシリーズをずっとやっていて、 1990年代には「環境の世紀への提言」、去年は一年間を通して「環境と経済を考える」ということでずっとやってきて、いよいよ今年は洞爺湖サミットで日 本がリーダーシップをとらなければならないということで、あえてまた「低炭素社会への道」ということで具体的な提言を出すことにしました。環境の問題を克 服しない限り日本経済の成長はない。逆に環境のハードルがビジネスチャンスにもなるということで、環境と成長、環境と経済は両立可能であるというスタンス で、低炭素社会下の成長モデルみたいなものを示していきたいという考えによるものです。 もちろんその背景には、環境の問題は地球の最大の危機であるという共通認識があります。ここで提案しているのは、技術力をどういうふうに生かしていくの か。市場を生かす排出権取引を導入すべきである。米国、中国、インドを巻き込む環境外交をどう展開していくか。そのためには日本が進んで数値目標を導入す べきである。設定を呼びかけるべきである、ということを鮮明に打ち出しています。経済紙としては相当踏み込んだ提案になっているのではないかと思います。

◇NHKプロフェッショナル 岸田周三 
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080205/index.html

33歳で三ツ星シェフ。
すごい。

ちゃんと、努力と苦労をして今の地位についている。
同世代なので、刺激を受けた。

偉いと思ったのは、素材を狩猟の現場、畑、魚市場など、現場に行ってそのものを見て触って吟味していること。原典に当たるというのは、どんな仕事でも大事だと思う。

印象に残った言葉
・プロフェッショナルとは、高いモチベーションを持ちそれを維持できること。持続する情熱。
・昨日より今日、今日より明日、進化する。

彼のレストランをHPで調べた。ランチは、7500円、ディナーは15000円。

あの真剣さに対しては、それだけの値段を払っても高くないと感じた。
こんど食いにいきたい。

店はここ↓
http://www.quintessence.jp/concept.html
◇それでもボクはやっていない

それでもボクはやってない スタンダード・エディションそれでもボクはやってない スタンダード・エディション
(2007/08/10)
加瀬亮;瀬戸朝香;山本耕史;もたいまさこ;役所広司

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裁判制度の問題点を描いた非常にいい作品だと思う。
わかりやすくまとめているのは流石。
日本の司法制度がここまでやばいとは知らなかった。

とりあえず満員電車に乗るときは気をつけよう。
テレビニュースは終わらない (集英社新書 400B)テレビニュースは終わらない (集英社新書 400B)
(2007/07)
金平 茂紀

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著者は、94-02年までNEWS23の担当デスク。 イラクの人質事件の記述など、おそらく「虚像の砦」(真山仁著)のモデルになってるのでは。すくなくともインタビュー等は受けているだろう。

一言で言えば、とても自意識過剰で気持ち悪い本。
文章を通じて、鼻につく「ジャーナリスト」としてのプライドがぷんぷん。わいの嫌いなタイプのジャーナリストだ。しかも典型的。

ところどころで、メディアの側にいるプロフェッショナルなジャーナリストとしての誇りとそれ以外の人々を下に見る視点が感じられる。(たとえば、米国のテレビでチョムスキーとブロガーが出演しているのを見て、そこでのブロガーのチョムスキーに対する罵詈雑言は、見るに耐えないものを見たと書くなど、プロフェッショナルと素人を対立構図で見て、前者をもちあげる傾向あり。(ただし、権力者、「お上」は除く))

自らの仕事にプライドを持っているから、そういう考えも出来るんだろうし、そういう考えは全然いいことだと思うのだが、果たしてあなたはそれだけのプライドを裏付ける仕事をしているのと問うてみたい。NEWS23を見る限り、一国民としてはため息しか出ないのだが。

正義感に燃えてらっしゃいますね、使命感もすごいですね、かっこつけたいんですね。その意気やよし、でも口ばっかりじゃなくて、仕事でいいもの見せてくれよ、といいたい。それが本当のプロでしょ。
NHK爆問学問で紹介されていたもの。
面白そうなのでメモ。

新書マップ
http://shinshomap.info/

想 imagine
http://imagine.bookmap.info/index.jsp


見たところ本当に面白そうだ。本好きにたまらんだろう。
◇冷え性

昔から男の癖に冷え性だ。子供のときの平熱は大体35.8分。
最近その平熱がどんどん下がってきていて、大体35度の前半あたり。

このページによると、このまま下がっていくと生死の境まで言ってしまう。
http://www.wakando.jp/teitaion.htm

ガン細胞も35度台を好むらしい。

やばい。というわけで、こないだ養命酒を買った。レッグウォーマーもしている。
後は、したの本が数十万部売れているらしい。ちょっと立ち読みしてみようと思う。

「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法
(2003/03)
石原 結實

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