On the Road

スピリチュアル妄想録

読書・テレビ・映画・音楽趣味などをつらつらと。 主に書評が多いかも。
ブックマークの整理をかねたウェブ紹介第二弾。
第一弾はここ


○痴漢冤罪回避の方法。
http://house.log.thebbs.jp/1093909982.html
→満員電車に乗った時にいつも冤罪におびえてしまう人は一読を。


○イルカとの遊び方
http://www.kotaro269.com/archives/50636556.html
→イルカってほんとに賢そう。


○CDの値段の仕組み
http://d.hatena.ne.jp/heatwave_p2p/20080424/1208984800
→何故日本のCDはあんなに高いのか。これを見る限り、小売店がとりすぎのように思う。


○色んな計算を簡単にしてくれるサイト
http://keisan.casio.jp/has10/Menu.cgi
→便利そうだけど、使ったことが無い。


○新社会人が読んどけの本
http://d.hatena.ne.jp/ryozo18/20080311/1205223467
→新社会人でもないけど役に立つかも。


○スキー中に雪崩に巻き込まれる映像
http://www.hiroiro.com/entry/2993.html
→かなり貴重な映像。時が止まったような瞬間がこわいっす。


○日本語俗語辞書
http://zokugo-dict.com/
→若者の言葉についていくために。


○人名由来辞典
http://www2u.biglobe.ne.jp/~simone/more.htm
→外国人の名前の由来を調べられます。勉強になる。大体が聖書とか神話関係。


○幕末写真っぽくするもの
http://labs.wanokoto.jp/olds
→タイトルそのまま。


○美味しいコーヒーの淹れかた
http://d.hatena.ne.jp/repon/20080318#1205840967
→たしかにコーヒーの味で一番大事なのは煎ってから飲むまでの鮮度です。



東大教養囲碁講座―ゼロからわかりやすく (光文社新書 309)東大教養囲碁講座―ゼロからわかりやすく (光文社新書 309)
(2007/07)
石倉 昇梅沢 由香里

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最近囲碁には待っているのだが、きっかけはこの本。
ずっと将棋はそれなりに愛好していたのだが、囲碁は全く知らなかった。
ゼロから分かるということで、ちょいと買ってみようと思って読んだ本。

中身はかなり分かりやすく、とりあえず打ち方は分かったので、次は相手が欲しいなと思っていた。
それで出会ったのがこれ。

ヒカルの碁2ヒカルの碁2
(2002/07/18)
GAMEBOY ADVANCE

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これも初心者でもやれるゲームで、楽しみながら囲碁を学べた。結構上達したようで、数週間やってたら全勝でプロ棋士試験を通過しクリアしてしまった。(ゲームの中の話だが)
もっと難易度の高いい碁ゲームは無いのか。

調子に乗って、最近は日曜日のNHKの囲碁講座を見るようになった。
たまに親父が見ていて、そん時は全く分からんかったが、ちょっとくらい意味は分かるようになった。

囲碁の面白さを言うと、将棋が戦術的であるのに対し、囲碁は戦略的であること。つまり、将棋はある局面での比較的少数の兵を率いての戦いであり、囲碁は全体の資源をいかに配置(布石)し敵に備えるかというゲームである。石のつなぎは補給線(ロジスティクス)と考えてよいかと思う。

もちろん将棋も面白いし好きなのだが、囲碁を始めて、テレビゲームのシミュレーションゲームなどは、抽象化していくと囲碁型ゲームと将棋型ゲームに還元できると思う。例えば信長の野望で自軍の兵をどれだけ、ある城におき、どの程度のスピードでどの地方に軍勢を進めていくかというのは囲碁型であり、敵とぶつかったときの用兵などは将棋型である。

あと、囲碁は将棋と比べて国際的なようだ。なんか中国人とか韓国人のプロ棋士がいっぱいいる。

とりあえずしばらくは囲碁ワールドにはまると思う。
本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)
(2006/08/17)
平野 啓一郎

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小説を速読することがいかに意味が無いかということについては納得。
人間の脳みそのメモリはとても小さく本を読んでても忘れるのは当たりまえらしい。

スローリーディングの実践編のほうははあまり面白いとは思わなかった(どんな読み方を披露してくれるのかと期待していたが、そうだったのか!という驚きは無かった)が、なんとなく小説の読み方がこれから変わるかもしれない。作者の意図を追いつつより注意深く文章を読むように成るだろう。


・本を何冊読んだかを自慢する速読家の知識は単なる脂肪。知識が自分の身となり肉となっていない。速読は明日のための読書(明日の会議のためにざっと資料を読むとか)であり、スローリーディングは5年後、10年後のための読書。物知りであることより、人間的に厚みがあるほうが、なんでも検索できる時代には大切。

・いくつかの速読本を著者は読んだがほとんどがあやしいもの。無意識のレベルで脳にインプットするというのは、人々の無知につけこんだ怪しげな理論。
→勝間和子がフォトリーディングというのを盛んに言っていて、書店にも最近平積みされていますが、やっぱり怪しいんでしょうか。
→怪しいといえば、以前、速読のセミナーに行っていた知り合いが、「セミナーの先生がすごくて、本の表紙に手を置いて目を閉じているだけで中身読めてるんだよ!」と力説していたこと。そんなの有り得ないと反論したが、聞いてもらえなかった。その知り合いは一応東大出身だったんですけどね。人間って簡単に騙されるんだなと思った。

・速読は全部を読むわけではないので、推論の上に成り立つ読書であり、信頼性が低い。

・ビジネスでも速い仕事はいい加減になる。長期的な信頼のためにもゆっくり取り組むことが大切。

・すらすらと読むのが当たり前といわれると、ページを戻るのは屈辱だが、そもそも人間の頭の構造から速読はできないということが分かれば、気楽に読める。

あと、平野啓一郎のブログを発見した。トラバ送ってみた。
インテリジェンス人間論インテリジェンス人間論
(2007/12)
佐藤 優

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若干散漫ではあるが、鈴木宗男、小渕恵三、森喜郎など日本の政治家論はおもしろい。
特に、鈴木宗男論は、バイアスはかかっているとは思うが、前書きで著者も認めるように気合が入っている。


おまけ
槇原敬之 モンキーマジック カバー
ファッションはかなりハードゲイ。曲は超ファンクでかっこいい。
葡萄酒か、さもなくば銃弾を葡萄酒か、さもなくば銃弾を
(2008/04/25)
手嶋 龍一

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この著者は、本人に自覚が有るかないか分からんが某国情報機関に利用されているように見えるので(「ウルトラ・ダラー」とか)、基本的にあまり好きではないが、そのあたりのバイアスを差し引くと、この本に関しては、それなりに面白い。

主に、外交や安全保障に関わる東西の政治家、外交官についての簡単な横顔紹介エッセイといったところか。例えば、西であれば、バラク・オバマ、ジョン・マケイン、ロナルド・レーガン、ヘンリー・キッシンジャー、ドナルド・ラムズフェルド、コンドリーザ・ライス、東であれば、麻生太郎、安倍晋三、福田康夫、小沢一郎、谷内正太郎、若泉敬など。

一番面白かったのはヒラリー・クリントンとジャクリーヌ・ケネディの比較の章かな。

面白かったり、知らなかったのは以下のようなエピソード。

・ ケネディ元大統領とその父親は、寝室をともにした女の数を競い合い同じ女性を融通することまでしていた。ケネディは女優、人妻、客室乗務員、秘書、ジャーナリスト、コールガールとおびただしい数の女性と関係をもち続けた。
→ケネディの私生活が相当乱れていたことは有名だが(マリリンモンローとの関係など)、ここまでひどいとは知らなかった。


・ またジャクリーヌの祖先はフランスの貴族という話は広く知られていたが、元々ありふれた移民の家であり、祖父の代で大枚をはたいて家格を購入。
→この金に物を言わせたやりかたはケネディ家に通じるものがある。たしか、ケネディの父親か祖父も禁酒法時代に不法に酒を扱って巨万の富を築き、ケネディ父は駐英大使のポストを手に入れ、息子のJFKには金の力でハーバードまでいかせ、そこでの修士論文も金に物を言わせて別人に書かせたとの話を聞いたことあり。(真偽不明だが)


・ 大連立構想が出た小沢一郎と福田康夫の党首会談で、国連決議のない自衛隊派遣は認めないと福田が同意した際、小沢は「憲法解釈が明確にならないと大連立も自衛隊派遣の恒久法にも応じられない」といい、それに対し、福田は自分ひとりで決められないと沈黙した。小沢は「法制局なんかに聞いても駄目だ」といい、福田も即座に首を横にふった。安全保障の大転換に際して福田がすがったのは、条約官僚であった。別に構わないというのが条約官僚のご託宣であった。日米同盟から国連の集団安全保障に移していいなどと条約官僚が考えるはずがない。党首会談の合意文書がどのようにつづられようと国際法の知見を駆使していかようにでも解釈してみせると、福田の背中を押したのだ。
→大連立構想はまさに日本の安全保障が争点になった。そして小沢が辞任会見の際に語った、福田総理は小沢の考え(国連の集団安全保障と日本の自衛隊派遣を一致させること)を認めたとの発言は、日米同盟を覆すほどの潜在性を持つ衝撃的内容であったが、奇妙なことにメディアではしっかりとしたフォローアップがなされなかった。(大連立構想などの政局報道に明け暮れたメディアの感度の低さを物語っている。)あの騒動に関する手嶋のこの話は本当かどうか分からないが、なかなかに興味深い。ここに着目したのは他のジャーナリストと比べさすがだと思う。当たり前だとは思うが。


まあ、あと全体を通じて、最近の話では、やけに日ロ関係のエピソードが多い。著者の佐藤優との付き合いの深さをも示唆していると同時に、その他の情報源をあまり持っていないことを示唆しているのではないか。