On the Road

スピリチュアル妄想録

読書・テレビ・映画・音楽趣味などをつらつらと。 主に書評が多いかも。
昭和の名将と愚将 (文春新書 618)昭和の名将と愚将 (文春新書 618)
(2008/02/18)
半藤 一利

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太平洋戦争・大東亜戦争の勉強第一弾。

この本も含めていくつか読んだが、決定的な弱点は、成績・年次順送りの硬直的な人事システム。信賞必罰も無く、失敗したものが何度も重要な局面に復活。適任の場所への人事のなさ。戦時でも平時と同じ人事システム。
いくつかの本読むことで大分当時の陸海軍のトップの人たちの役割・人柄がわかるようになった。(主に半藤・保坂史観が多いのだが。)


・南雲は水雷畑。参謀長の草鹿は飛行性の大家。それがミッドウェーで大敗北。

・太平洋戦争だ大臣や参謀総長をやった世代は、日露戦争は兵站の手伝い程度、第一次世界大戦も留学。満州事変の頃は省部の幕僚。実戦経験なし。

・陸軍内部の出世は当初は長州閥。その後のものさしが成績市場主義。

・昭和14年に米内海相、山本次官、井上軍務局長が日独伊同名に反対。

・武藤章は軍務局長時代に政治のあらゆる肩書きをもち口を挟んだ。優秀なテクノクラートと見られていた。

・海軍では中央や参謀で作戦に従事した人間は第一線にだして死に場所を与える。大和の伊藤。実態はほとんど特攻。南雲のサイパン島守備長官としての戦死。

・今村均のすぐれた占領地行政。

・シンガポール占領後、辻政信の指示で、抗日義勇軍と関係の無い民間人も含め、顔を見て怪しいやつは射殺。日本軍はその数6千人、華僑は4万人と主張。

・辻はその後ビルマで人肉食を強要。戦後は連合国の追及を恐れ逃避行。講和後に衆議院議員当選。

・盧溝橋で停戦協定ができたのに牟田口が突撃を命じた。出世・功の焦りがあった。

・瀬島龍一は茶坊主。情報握りつぶしレイテ作戦立案。戦後も自分に不利な史実を改ざん・偽証。
至高の決断―依田、山下、井山の頭脳 (マイコミ囲碁ブックス)至高の決断―依田、山下、井山の頭脳 (マイコミ囲碁ブックス)
(2007/03)
依田 紀基井山 裕太

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同じ局面を示し、3人のプロ棋士が次の一手をどこに打つかという形式の本。
同じような趣旨の本は将棋でもある。(羽生、森内、渡辺だったと記憶)
囲碁は、依田紀基 山下敬吾 井山裕太。日本人トップクラスの3人である。

特に井山は昨年若干19歳で名人戦挑戦、おしくも3勝4敗で張五冠(現時点)にやぶれた。
今年も名人戦リーグ全勝でトップを走っており、挑戦する可能性は高い。
いまは、囲碁ファンしかその名を知らぬが、今年中に世間的に有名になる可能性は大きくあるので囲碁ファンならずとも覚えておいて欲しい若手。
私が応援する棋士の一人。

さて、この本の中身だが非常に面白い。

おもに、布石の段階での次の一手だが、プロ棋士がどのような考えで手を選んでいるかが興味深い。
しかも、唯一解というのはなく、ほとんどの場合で、次の一手が異なるのも面白い。いわゆる棋風の差というものだが、純粋に面白いなあと思う。
山下敬吾は、やはりよく言われるように厚み派で戦いを好む。依田はバランス派か。井山もバランス派だとはおもうが、若々しい。

あとは、国際戦でよくうたれる定石における日本人と韓国・中国人の考え方の違いなども垣間見ることができ、これもまた興味深かった。

ある程度囲碁が打てるようになれば、誰でも楽しめる本だろう。
リーダー・パワーリーダー・パワー
(2008/12/17)
ジョセフ S ナイ

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著者はソフトパワーで有名なアメリカの国際政治学者。
駐日大使もとりざたされたが、最近違う人が任命されることが決定。
国際政治や歴史を学んだ人が書くリーダーシップ論というのは珍しいのでよんでみた。精読していないけど、めちゃくちゃいい本ではない。悪い本でもないが。ビジネス界の人が書くものより視点が面白いというのはある。


・イベント利用型リーダーとイベント作成型(変革型)リーダー

・生まれつきの才は、リーダーの成功を大きく左右するものではない。リーダーシップは学習できるものであり、状況により必要とされる能力は異なる。フォロワーも左右。状況に応じ、力の資源やスタイルをどのように組み合わせるか。

・警察にもソフトパワーは必要。地域の人からの協力が大事。
→日本の交番制度。

・ビンラディン「強い馬と弱い馬を見ると人は生まれつき強い馬を好む」

・マキャベリ「君主は愛されるより恐れられるべき。しかし慎重に憎悪を避けるべき」
→ハードパワーとソフトパワー。

・イギリスと日本は伝統的にカリスマを信用しない傾向。

・取引型スタイル(ハードパワー依存)と鼓舞型スタイル(ソフトパワー)

・重要なスキル:(ソフトパワー)EQ=人間関係、感情面の自己コントロール、コミュニケーション=説得力ある言葉、、ビジョン=フォロワーの引き寄せ、(ハードパワー)組織のスキル=報酬と情報システムの運営、マキャベリズムの政治スタイル=交渉能力、他人の威嚇。知ってるふり、高い椅子で見下す、沈黙、
→吉田茂の葉巻もそういうこと。←高坂正堯ガ指摘。

・脅しばかりが使われる職場は効率低下する。

・ブッシュは皮肉にもMBAを持った最初の大統領。

・ある状況では成功しながら、別の状況では失敗するリーダーの存在。コースの状況に応じて適した馬がいる。

・状況把握の知性に含まれる直感的スキル:(顕修両況、⇔呂了餮擦諒散の程度、フォロワーのニーズ、せ間の切迫性、ゾ霾鵑領れ。
^曚覆觜顱社会によって組織文化は違う。必要とされるリーダーシップも違う。ガンジーとキング牧師の違い。文化はゆっくりであるが変化する。日本の軍国主義と戦後の経済主義。国のレベルで考えるとリーダーシップの最適条件を決定するのはその国の文化条件と400近い論文を包括的に検証した研究が結論。
⊇乎墜發領呂諒散
フォロワーのニーズを把握する能力
ご躓,了間的切迫性
ジ果的な情報システムの監視と設計


抜擢される人の人脈力  早回しで成長する人のセオリー抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー
(2008/12/12)
岡島悦子

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最近アマゾンで評価の高い自己啓発本をよんでいるのだが、どれも何が良いのかようわからん。

といいつつメモ。

・自分にタグをつける(訴求ポイント)
・コンテンツをつくる(実績例)
・中もを広げる
・自分情報を流通させる
・チャンスを積極的に取りに行く

・人脈は仕事を楽しみ自分らしく生きるために必要。

・いつの間にかタグが一人歩きする。

・代替可能な仕事はマニュアル化されるので、自分でしかできない仕事をする。

・自分の特徴や売りを言語化する。

・過不足無く品よく主張する。

・最初は相手の期待値に答え、結果を出し信頼を得ることが大事。

・その都度仕事に全力を出し、仕事の心配昨日を高める。考える能力、書類作成能力など。100%の能力を使うこと。

・少人数の勉強会の大切さ。4-8人。

・異なるタイプの人の頭を借りる。

・インプットよりもアウトプットが大きくなったら人脈レイヤーを上げる


◇ the get up kidsの復活
どうやら再結成したらしい。ライブいきたし。
the get up kids action and action



復活後のライブ holiday
〈学問〉の取扱説明書〈学問〉の取扱説明書
(2009/05/26)
仲正昌樹

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ちょろっと立ち読みしかしてないんだけど、最後の索引のところで、田母神と彼だけ苗字だけになってたのがワロタ。他はみんな名前も書いてあるのに。

わざとなのか、単なる間違いか。
個人的には苗字だけで十分だとは思うが。なんか田母神という三文字だけが日本社会で一人歩きしている気もするし。
日米同盟の静かなる危機日米同盟の静かなる危機
(2008/11)
ケント・E・カルダー

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日米同盟はもっと意識して強化を図らないとだめだよね。そのときのモデルは日英同盟じゃないよね。という本。

・これまでの日米首脳会談はきわめてスムーズに行われ、日米の担当者はそれを誇っていいが、タイタニック号のデッキの上のテーブルをきれいに並べているようなもの。

・1970年代まで、日系アメリカ人がアジア系のマジョリティだが、最近韓国・中国系が増えており、選挙区によっては政治家が歴史問題を中国・韓国よりに打ち出さざるを得なくなっている。

・ワシントンでも日本専門家が減りつつある。

・アメリカの学問研究の趨勢が地域研究から日本に密着した知識をはぐくむことに重きを得ない抽象的な比較研究に向かっている。

・アメリカが南ベトナムを失った場合への日本への影響を尋ねたら、自民党幹事長だった福田赳夫は国内が左傾化し、米軍基地への風当たりが強まると考えた。要するに地政学的脅威より国内政変をおそれていた。

WTOの誕生は、二国間の交渉を多国間のパネルに持ち込み、合意の調停者だった経済産業省のような省庁の主導権を貿易相手国を細かく監視するような立場に低下させた。

・日英同盟は日米同盟と根本から異なる。インテリジェンス、法整備、エスニシティ、日本の政策過程、官僚の透明性、戦友としての経験の無さ。

日米同盟を強化する一つのポイントは、防衛産業における共同生産。
ラクをしないと成果は出ないラクをしないと成果は出ない
(2008/05/23)
日垣 隆

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あんまりためにならんかった。とりあえずメモ。

・気になったものはまず買ってみる。体験しないと分からないものが多い。

・情報収集にのめりこまない。情報とは出会うもの。重要なニュースは色々な場で人が教えてくれる。

・何をするかよりも、何をしないかを明確にする。そうじゃないと仕事が増える。

・コーチはするものではなく、ユウシュウなコーチに短期間つく。人にコーチする状況は極力避けた方が良い。

・アウトプットしないことはインプットしない。効率よく働く。

・必要でないことは極力やらない。

・子供ができたら子育ては溜めの時間。20年後にブレイクする準備をする。

・子供部屋より書斎を優先するのが家族のためになる。
→書斎は欲しいがそんな部屋ない。


なぜ世界は不況に陥ったのか 集中講義・金融危機と経済学なぜ世界は不況に陥ったのか 集中講義・金融危機と経済学
(2009/02/19)
池尾 和人池田 信夫

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対談方式で非常に分かりやすかった。池尾和教授は、サブプライム危機後、分かりやすい説明を新聞等で行っており注目しているが、ここでもさすがの冴えを見せている。

<アメリカ金融危機>
・金余りで投資をしたいと野需要が高まり、投資銀行が、さぶぷラインローンをもっと供給しろとモーゲージバンカーに圧力をかけ、いい加減な融資が増えた。それがちょっとやばくなると売れなくなり、在庫が評価損をもたらし、オリジネーターが破綻し始めた。

・RMBSのシニア部分は機関投資家が購入、エクイティはヘッジファンド、うれないメザニンはかき集めてCDO化。さらにCDOのメザニンをあつめたCDOスクエアードという商品もあった。CDOを買っていたのが、MMFとか、大手金融機関がスポンサーになって作ったSIV。

・日本の場合は貸しての銀行と借り手の距離が短かったが、アメリカの場合は非常に長いので、資産価値をトレースしきれず、格付けを信頼するしかない。トレーサビリティが確保できないので適正価格がつかないという問題が本質。

・CDSは本来倒産保険だから、事故に備えて責任準備金の形でもらったプレミアムのかなりの部分は積み立てる必要。それをせずに全部収入と計上していた。

・自己資本ではなく借入金で投資すればレバレッジを高められる。投資銀行のビジネス。

・最近まで財政政策を支持する経済学者はいなかったのに、最近増えているのは、今回の景気後退が大規模で、金融政策の硬化性が乏しいこと。財政政策が有効であるとの新たな証拠があるわけではないが、それに頼らざるを得ない。

<世界的不均衡の拡大>
・欧米では石油ショック後ケインズ政策を取ったがスタグフレーションを経験。それでひどい目にあったという記憶がある。日本はオイルショックを上手く乗り切り、ケインズ政策は80年代後半に実施。

・インバランスについて、日本ではアメリカの消費過剰が原因説、米では日本などは自分の貯蓄を投資に使いきれていないという、投資機会が乏しい国で米が投資機会を提供しなければ困るじゃないかとの説。

・米は浪費好きではなく、医療費が世界一高く家計支出の2割超。都市部では家賃も非常に高く、家計支出の25%。自動車がないと生活できないので、運輸交通費が12%このような固定費だけで60%。浪費癖の問題ではない。

・ITバブルが崩壊したときに、グリーンスパンは日本の状況を見て、デフレのテールリスクを過度に警戒。テイラールールを越えた金融緩和を行った

<金融技術革新の展開>
・80年代までは世界的に資金不足が基調の経済構造。不足しがちな資金の配分を行うのが金融業。
その後の金融革新。

・CCP=証券書取引と、店頭取引=相対取引=OTC オーバーザカウンター
相対でやると色々カスタマイズした取引ができるが、カウンターパーティリスクがある。外為取引は基本的に相対。

・70年代に流行ったコングロマリット化。米衰退の原因に。その後、非効率部門を解体、切り売りするときのLBOや新興企業の資金調達が盛んに。それで、米国産業は復活。そのためのファンディングの手段としてジャンクボンドがでてくる。マイケル・ミルケン

・投資銀行は企業の財務上の問題解決を手助けするのが本来の役割だが、近年レバレッジをかけて自己投資するようになった。前者の役割は以前必要。

・昔は歪みを利用して儲けるシステム。歪みは時間がたつと均整されるから、自ら歪みを作り出すようになった。複雑な商品を作って顧客を騙すシステム。

<金融危機発現のメカニズム>
・銀行はある意味脆弱な財務構造でビジネス。短期で返す必要のある当座預金などの金を元に長期投資をしており、取り付け騒ぎが起こったら危険。

・テールリスク、エージェンシー問題

<金融危機と経済政策>
・家格硬直性はケインズが捕らえるような不況の原因ではなく、何らかの原因による市場の失敗による結果。その原因を解決せずに需要を増やそうとしても対処療法。

・FEDビューとBISビュー。FEDのやり方は、あまりオーソドックスではなく、日銀のやり方はかなりオーソドックス。

・自然失業率をまずは捉える必要。

・投資機会を以下に増やすかを考えることが重要。構造改革。例えば日本の医療制度は計画経済下にあり、医師が足りていない。適切な医療サービスが供給されていない。経済の実力(水準)を向上させるのは構造改革。

・生産性を挙げなければ経済は停滞するが、日本の失われた10年は週休二日導入による、勤労時間低下とTFPの低下いう説あり。TFPの低下は、90年代の裁量的財政政策により建設業等の生産性の低い産業のウェイトが高まったこと。また、追い貸しの結果、本来は淘汰されるべき産業が生き延びた。

・バブルにより上方に乖離した経済が本来の成長路線に戻って、製作の失敗とあいまって、成長経路そのものが下方屈折したという説。

・バブルがおこるにはもっともらしいストーリが必要。新時代シンドローム、ITなど。日本も、ジャパンアズナンバーワンで成長し続けると考えられた。

・バブルという言葉が新聞上にでてくるのは91年から。

・過剰雇用、過剰設備、過剰債務の解消は01年くらいに実現。


・日銀レビューシリーズ
知識だけあるバカになるな!知識だけあるバカになるな!
(2008/02/09)
仲正 昌樹

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大学生用。著者の勤める金沢大学の学生は色々と例に出されてバカにされていてかわいそう。

・ヘーゲルの歴史観:人類一人一人の内面の奥底に備わっている普遍的理性=絶対精神が弁証法的に展開しながら究極の真理に到達するプロセス。それが歴史のend(目的)

・マルクスの歴史観:経済的利害をことにする階級同士の対立闘争を通じて発展

・両者はキリスト教・西欧的な 二項対立で物事を理解する伝統。

・”圧倒的対数の学者や知識人がうそをついて人々の目を現実から背けさせようとしている現状”にあってそのうそを暴いてくれて真理を押してくれる人を絶対視しがちな人がいる。そういう人が本当に真実を語っているのかちゃんと検証する必要がある。
→若者が良く陥る思考パターン。

・アドルノの限定否定;相手を全部否定してしまうと、こちらの間違い等を修正する余地もなくしてしまう。相手のどの部分を批判するかを考える。

・中世ヨーロッパでの専門は、法学・医学・神学。それを学ぶための基礎としてのリベラルアーツが自由七科。言語三学(文法、修辞学、弁証法(論理学))と数学的な思考の4科(算術・幾何・天文・音楽)

・外国語を学ぶことで、他文化の思考様式を知り、それを起点として、自分が依拠してきた日本的な思考様式を客観的・論理的に分析できるようになることがポイント。だから外国語の古典を読むことが必要。英会話的な能力よりもまずはこちらが大事。

・問題に取り組むときに何が自分の専門として考えるべきで、何が他の専門から借りてくるべきかを分からなければならない。
プロフェッショナルの交渉力プロフェッショナルの交渉力
(2009/03/26)
田中 均

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「外交の力」に引き続いて、著者の本を読書。かぶっている部分もあるがこちらはよりビジネスマン等向けに交渉術的なものが書かれている。外交交渉の現場がどんなものかを知る上でも有用。すでに経験から知っているようなものが個人的には多いと思うが、文章化していることに意義あり。

ヽ凌
・交渉目的について自己に確信がなければ相手を説得できない。そのために常にこれが自分たちの利益かを問いかける。

・人の命や交渉の原則は駆け引きの対象としない。大きな土俵を設定し様々な課題について枠組みをつくる。

・確信を上司にも理解してもらい共有することが大事。

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・交渉相手が代表する利益、おかれた立場、どういう人間かについて、あらかじめ情報収集し評価しとくことが必要。

・特にポリティカルアポインティーは短期で成果を出す必要があり、交渉にのってくる。彼らのバックグラウンド、考え方を知っておく必要。

・ワシントンとの経済交渉前、毎回5人ほどのワシントンの米人コンサルから情報収集。

・日本には北朝鮮から聞いてきた話としてメディアにそのまま流す人がいる。ほとんどの場合その情報は正しくないという前提で捉えなければいけない。
この人とか。

信頼性
・交渉相手が約束を実行できるか、難しい課題実現できるか、トップを説得できるかなどの信頼性をチェックすることが必要。

ぅ螢好
・リスクを取る覚悟をもちそのリスクを管理することなくして交渉は継続できない。

・リスクを取らずに現状維持をするというのも官庁の仕事として成立してしまう。

・総理大臣は自分の部下に言質をとられることはしない。早い段階で右か左か言わずに最終的判断の権利を留保。総理大臣にこれでいいかと聞いてもいいという答えはなかなか返ってこない。横に振らないこと、何度もあってくれることが意思表示。

・リスクをとりきれない人は色々な人を巻き込み、リスクを分散するが大きな成果は望めなくなる。


・交渉のバックには力が要る。何をてことして使えるかを吟味する。

戦術
・交渉のタイミング選びは決定的に重要。交渉妥結の好ましいタイミングを設定しそれに合わせた交渉のペースを決める。譲れない点は何故譲れないかの原則を最初から明確にし妥協の余地を作らない。交渉を行う場所、部屋の雰囲気、机の配置なども戦術的工夫。

・日本は法的マインドが強く、戦略よりも手続きありき。

・分かっていて怒る、顔色を変える、机を叩く、厳しい表情を作る、とぼけるなど雰囲気や言葉も大事。

保秘
・結果を作る作業の過程が中途半端にもれると作業が著しくこんなんになることがある。

・北朝鮮との交渉の記録は残している。そもそも通訳無しでは交渉できず秘密外交はできないし、すべきではない。
→手嶋龍一は残されていないと批判。

・交渉における今の段階や相手の言葉をどう評価す売るというのは難しいが、この部分が外交官としての仕事の本旨。そのために交渉では相手の全てを見逃さないようありとあらゆる質問をし、かまをかける。

┸祐峇愀
・交渉で一方的にやりこめてしまっても後が続かなくなる。

まとめ
・交渉においてさまざまな案件を包括的に扱うのが重要だが、それぞれの担当に相談していたら時間もかかり交渉も進まない。自らが色々な仕事を経験することによって、相場観をもち総括できる。

・最近は国民への分かりやすい成果を気にしている。もっと言えば国内の批判を恐れている。国内で拍手喝さいを受ける夢を描いている外交官がいれば、顔を洗って出直すべき。
→短期的に不人気でも長期的に国益に適うことをやるべきということか。
英語達人塾 極めるための独習法指南 (中公新書)英語達人塾 極めるための独習法指南 (中公新書)
(2003/06/24)
斎藤 兆史

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英検一級以上の英語の実力を目指すための本。

・肝心なのは日本語でしっかり物を考える力を普段から養うこと。それをできるだけ早く英語に変換する訓練をする。

・目的意識をはっきり持つ。

・ネイティブの英語よりもしっかりした英語を目指す。会話力以上の読み書き能力。

・前提で活用していた英文はカズオイシグロの「私達が孤児だった頃」
→たまたま、既に英文で読んでいたが確かに模範にできる英文である。

_仔
・毎日一回最低200語程度の英文をゆっくり音読。発音が分からなければ辞書を引く。新渡戸稲造もひたすら音読。

∩覇
・漢文の素読は意味が分からなくとも何度も読んでリズムを身につけそのうちいに意味が分かるようになる。

・CDのあとについて音読。英文の調子をつかむ。
→たしかに調子をつかむのが結構難しい。

J庫_鮴
・大学受験レベルの英文法書を3回通読。

ぜ書活用法
・知らない単語は辞書で調べ単語ノートに主要部分を書き写す(5行程度)。何度もそれを復習する。

・持ち歩けるような手ごろな辞書を絶えず携帯し、ボロボロになるまで読む。

グ転
・幣原喜重郎は英語の先生の前で毎日3-4ページの英文を覚え暗唱復習をした。

・バートランド・ラッセル、イシグロ、さまセット・モーム、ジョージ・オーウェルなどの名文を暗唱する。

β親
Dickens, David Copperfield
Carroll, Alice-- wonderland
Twain, Huck
Fitzgerald, The Great Gatsby
Salinger, The Catcher in the Rye
Tolkien, The lord of the ring
など

→以上のうち、マークトゥエインのハックルベリとフィっツジェラルドのグレートギャッツビー、サリンジャーのキャッチャーは英語で読んだことがある。ハックは英語が少し古いが読みやすい。ギャッツビーは英語が難しく挫折。キャッチャーは読みやすいし面白い、が中途でとめている。

Т欅典
・英文法書の項目を一つずつ暗記していく。
・辞書の語彙項目の暗記

┷酳
・いいと思った表現を借用し、英作文をし、それをいろいろな場面で使えるようにしておく。
外交官の「うな重方式」英語勉強法 (文春新書)外交官の「うな重方式」英語勉強法 (文春新書)
(2008/11)
多賀 敏行

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英語勉強法の本というよりは、英語についての散漫なトリビア集。うな重方式って何?という感じで注目を集める表紙をつけているが、それの中身は、単語だけでなく文脈で覚えよというような言い古されたもの。


・国連での外交交渉には英語の文法力が大いに役立つ。日本は英文法が近年不当に貶められているが、大事。

・Mac、O'はson of の意味でスコットランド及びアイルランド系

・ギロチンは1981年の死刑廃止まで使われた。

・challengeはできるものならやってみろという挑戦的な意味。名詞では、困難が予想されるがやりがいのある問題。

・penultimate:最後から二番目 penはほとんどという意味(ex:peinsula)

・冠詞をつけることで輪郭が明瞭になる。日本語は冠詞がないから輪郭曖昧。
→たしかに英文を冠詞なしにすると日本語っぽいイメージになる。

・what was seen asなどを記事に入れることで、記者の考えを中立化できる。


魔王 (講談社文庫)魔王 (講談社文庫)
(2008/09/12)
伊坂 幸太郎

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人気高いのでとりあえず読んでみようと思った。初伊坂。

感想は、ファシズムというテーマはまあ面白かったけどいまいち。
ただ、随所に作家らしいするどい洞察があって感心した。

・今この国の国民は、(略)無料の娯楽で毎日を過ごす。テレビとインターネットだ。豊富な情報と単調な生活から生まれてくるのは短絡的な発想や憎悪だけだ。
→まさしく。

・景気が悪いのは金が動かないから。みんな貯め込んでるだけだ。なぜかといえばみんな将来が心配だからだ。国にも政治家にも信頼がないから。

でも、反アメリカ感情の蔓延のくだりとかは説得力がなく幼稚さを感じた。

テーマは面白いけど、文章がちょっと稚拙という意味では、村上龍に似ている。
でも、この本を読んだ限りでは、龍に軍配があがるかな。
同じテーマでもこっちの方が面白い。

愛と幻想のファシズム〈上〉 (講談社文庫)愛と幻想のファシズム〈上〉 (講談社文庫)
(1990/08)
村上 龍

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ちょいデキ! (文春新書)ちょいデキ! (文春新書)
(2007/09)
青野 慶久

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IT系企業社長による、パーフェクトじゃなくてちょっとした努力・コツでうまくやろうよという本。

・拡大解釈しない。事実を事実として五感を使ってフラットに受け止める。
→須藤元気も同じようなことを言っていた。

・真面目な人ほど正攻法にこだわる。裏技は反則じゃない。

・松下幸之助「礼儀正しく誠実に相手を尊重するのであればいいたいことは言うべきだ」
→前段がなく言いたいことを目上の人に言ってしまう嫌いがあるので反省。

・失敗は高い目標にチャレンジした結果とポジティブに捉えることも大事。

・作り笑顔でも愛想が良くないと周りが守り立ててくれない。

・メールで顔文字や!を使う

・携帯電話のボイスメモやメールを使ってメモ。

・「部下の哲学」「成功の法則ー松下幸之助は何故成功したか」「論理頭の作り方」
部下の哲学―成功するビジネスマン20の要諦 (PHP文庫)部下の哲学―成功するビジネスマン20の要諦 (PHP文庫)
(2003/03)
江口 克彦

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成功の法則―松下幸之助はなぜ成功したのか (PHP文庫)成功の法則―松下幸之助はなぜ成功したのか (PHP文庫)
(2000/12)
江口 克彦

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論理アタマのつくり方―思考回路をクリアにする論理アタマのつくり方―思考回路をクリアにする
(2003/07)
小西 卓三

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・ほぼ日手帳

ほぼ日手帳公式ガイドブック あなたといっしょに、手帳が育つ。ほぼ日手帳公式ガイドブック あなたといっしょに、手帳が育つ。
(2008/09/25)
ほぼ日刊イトイ新聞

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英語ベストセラー本の研究 (幻冬舎新書)英語ベストセラー本の研究 (幻冬舎新書)
(2008/05/29)
晴山陽一

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戦後日本の英語学習本のベストセラーのいくつかをピックして、簡単にまとめた本。ま

メモ
○1961年「英語に強くなる本」:
・基本動詞をフル活用すべし。
・便利な表現をできるだけ覚える。
・易しい表現を繰り返し練習


○1968年「英語で考える本」松本亨
・大学まで英語をESSなどで猛勉強したが壁にぶち当たり、あらためて中学のリーダーを全て暗記
・その後、多読するようになり100冊の本を読み終えたら、英語で何かをつぶやきたくなってきた。
・英文には二種類しかない。A=BかA→B。さらに発展させ以下の5文型。
 A=B、A→B(他動詞)、SVOO,A→(自動詞)、There構文だけでシンプルに考える。

○基本英文700選 駿台
暗礁用にコストパフォーマンス善し。
→一般に受験生用の英語の本はかなりお得。

○1970「英語の話しかた」国弘正雄
・中学生のリーダーを繰り返し声に出して読む。「只管朗読」

○1974「何で英語やるの」
・英語は音を重視する聴覚言語
→これは日本語との違いで結構大事かも。
・英語は腹式呼吸で発声。
→あんまり知られてないが、これも大事。
・英語は自他を明快に分ける思考を土台。

○2004「超英語法」野口悠紀夫
・単語をばらばらに覚えても話せるようにならない。句と節で。
・一定の長さの英文を暗記、そのために20回音読
・口語に関する限り聞く練習が全て。聞くことができれば自動的に話すことができる。



大体、簡単な英文をひたすら音読して、使えるようになる。リスニングは結構大事。というのが大まかな共通点か。
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